Chapter 1
紫外線とは
夏の晴れた日は特に気になる紫外線ですが、実は一年を通して降り注いでいます。
地上に届く紫外線には、「UV-A(紫外線A波)」と「UV-B(紫外線B波)」の2種類があります。



夏の晴れた日は特に気になる紫外線ですが、実は一年を通して降り注いでいます。
地上に届く紫外線には、「UV-A(紫外線A波)」と「UV-B(紫外線B波)」の2種類があります。

- ●UV-A(紫外線A波)しわやたるみなど光老化に影響
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長い波長の紫外線で、肌の奥の真皮へ届いて、コラーゲンを破壊します。そのため、シワやしみ、たるみの原因となります。
赤みなどの炎症がおきにくいので気づきにくいのですが、窓ガラスや雲を通すので、室内にいるときでも対策が必要です。 - ●UV-B(紫外線B波)日やけ、シミに影響
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短い波長の紫外線で、肌表面に炎症を起こし、日やけの原因となります。
またメラノサイトを刺激するため、シミやソバカスのもととなるメラニンの生成を促します。


日やけ止めに記載している SPF、PA

UV-Bからお肌を守り、日やけを防ぐ効果を示す指数です。
数値が高いほど効果が高くなります。
UV-Aによるダメージからお肌を守る効果を示しています。
+の数が多いほど効果が高くなります。
PA++++(フォープラス)とは
紫外線には、肌の深部に届いてしわやたるみの原因となるA波と、表皮から真皮の浅い部分に届いて日やけの原因となるB波があります。
A波を防ぐ指標を「PA」、B波を防ぐ指標を「SPF」で示します。
近年、紫外線A波の有害性に対する消費者の認知が拡大し、より高い防御効果を持った日やけ止めが求められるようになりました。
そのため、2013年1月から、日本化粧品工業連合会によるPA値の最高基準が「+++」から、「++++」に引き上げられることが決まりました。

