「しわ」は、見た目の印象に大きな影響を及ぼす年齢サインです。しわに対して高い効果を発揮する成分である「レチノール」の研究を長年続けてきたノエビアは、今回レチノールがはたらくメカニズムに着目し、レチノールのはたらきを高める7つの植物エキスを見い出しました。
レチノールのはたらきを高める7つの植物エキス
イワベンケイ*1
セイヨウナシ*2
ホホバ*3
ビルベリー*4
ツボクサ*5
ノグルミ*6
ダイズ*7
- *1 イワベンケイ根エキス
- *2 乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液
- *3 ホホバ葉エキス
- *4 ビルベリー葉エキス
- *5 ツボクサエキス
- *6 加水分解ノグルミ果実エキス
- *7 加水分解ダイズエキス
レチノールが肌ではたらくためには、①レチノールが細胞内へ取り込まれ、②細胞へ美肌の指令を伝えることが必要です。細胞へ指令が伝えられると、細胞がヒアルロン酸やエラスチンなどの美容因子をつくり出し、しわに対して効果を発揮します。この2点を7つの植物エキスが活性化し、レチノールのはたらきを最大限に引き出します。
①7つの植物エキスがレチノールを細胞内に取り込むSTRA6(レチノールトランスポーター)を増やす
レチノールは細胞の表面にあるSTRA6(レチノールトランスポーター)によって細胞内へ輸送されます。STRA6が少ないと、レチノールを効率よく細胞内へ取り込むことができません。ノエビアは、7つの植物エキスがSTRA6を増加させることを見い出しました。7つの植物エキスによって細胞表面にSTRA6が増加すると、より多くのレチノールを細胞の中へ取り込むことができるようになります。
イメージ図
7種の植物エキスによる
STRA6(レチノールトランスポーター)増加

②7つの植物エキスがRAR(レチノイン酸受容体)を増やし、細胞へ美肌の指令を伝える
細胞の中へ取り込まれたレチノールはレチノイン酸へ形を変えます。レチノイン酸はRAR(レチノイン酸受容体)に結合して、細胞へ指令を伝え、美容因子がつくられます。7つの植物エキスにより、このRARも増加します。RARが増えることで、より多くの指令が細胞へ伝わり、多くの美容因子をつくり出すことができるようになります。
イメージ図
7種の植物エキスによる
RAR(レチノイン酸受容体)増加

7つの植物エキスの中でもイワベンケイは、ノエビアの自社農場「暑寒別岳パイロットファーム」のJAS認証圃場で有機栽培したものから、オリジナルのイワベンケイエキスを抽出しています。

- 学名 Rhodiola rosea
科名 ベンケイソウ科
属名 イワベンケイ属
産地 北海道 暑寒別 - 砂漠や高山地域といった厳しい環境でも成長する植物です。
ゴールデンルート(黄金の根)や、ローズルートとも呼ばれ、古くから研究されてきたハーブです。レチノールのはたらきを高める他に、肌の弾力を生み出すエラスチンをつくる効果が高いということが分かりました。