ノエビア

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年齢を重ねるにつれて、肌表面が固くなり、ハリつやが失われ、小じわが目立つようになります。ノエビアでは、その原因として加齢や紫外線の影響により表皮が薄くなる「表皮の菲薄化」に着目しました。表皮が薄くなると、肌表面のハリや水分を維持する機能が低下し、見た目の美しさが著しく失われます。
表皮の菲薄化を抑制するためには、表皮を支えている基底膜のはたらきを正常に保つことが重要です。

表皮のイメージ図 表皮のイメージ図

表皮を支える基底膜を強化する
プロテオグリカン“パールカン”

表皮の細胞は、表皮の最も底に位置する基底細胞の分裂によって生み出されており、基底細胞が分裂する能力は、その下に位置する基底膜によって維持されています。基底膜は基底細胞の土台となる部分で、崩れてしまうと基底細胞は正常に分裂することができなくなってしまいます。

表皮のイメージ図

基底膜を構成する成分として有名なのはラミニンやⅣ型コラーゲンですが、近年の研究によりプロテオグリカンの一種であるパールカンが、基底細胞の増殖に大きく寄与していることが明らかになりました。パールカンは、ラミニンやⅣ型コラーゲンと相互に作用して強固な網目構造の基底膜をつくるとともに、基底細胞にはたらきかけて増殖をコントロールしています。
しかし、基底膜のパールカンの量は、加齢に伴い減少してしまいます。パールカンの減少により、基底膜の網目構造が崩れ、基底細胞の機能が低下することによって、表皮の細胞を正常に生み出すことができなくなり、表皮の菲薄化が起こるのです。

基底膜のイメージ図
加齢によってパールカンの量が減少

パールカンを増やす植物エキス
「キクニガナエキス」

パールカンを増やす植物を探索した結果、キクニガナの根にパールカンの産生を促進する効果があることを見出しました。さらに、自社農場“北海道暑寒別岳パイロットファーム”で有機栽培したキクニガナの有用性を、ヨーロッパ産のキクニガナと比較したところ、自社農場にて有機栽培したキクニガナは、パールカンの発現を高める作用が特に強いことが分かりました。

パールカン発現量

キクニガナ

キクニガナイメージ
別名:
チコリ

キク科キクニガナ属の多年草。ブルーの花を咲かせる。軟質化した若い芽はサラダなどで食され、根はハーブや生薬として古くから利用されている。