ノエビア

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年齢を重ねるにつれ、深く刻まれていくしわ。しわの発生にはさまざまな要因が関わっていますが、最も大きな要因は紫外線です。紫外線によるダメージの蓄積により、肌を支える土台である真皮のコラーゲンが分解され、構造が崩れてしまうことで、深いしわができるのです。
ノエビアでは、コラーゲンの分解について研究を重ね、新しいしわ改善メカニズムと、有用な植物を見出しました。

表皮のイメージ図 表皮のイメージ図

コラーゲンの産生と分解をつかさどる線維芽細胞内のたんぱく質の集まり
AP-1エーピーワン

真皮のコラーゲンを産生しているのが線維芽細胞です。線維芽細胞は、コラーゲンを産生する能力だけでなく、実は分解する能力も備えています。どちらの能力を発揮するかは、線維芽細胞内のたんぱく質の集まりであるAP-1によって決まります。AP-1は2種類のたんぱく質でつくられていますが、AP-1を構成することのできるたんぱく質は複数種類あり、その中に紫外線による線維芽細胞のコラーゲン産生能力の低下を抑える重要な2種があることを、ノエビアが初めて発見しました。

この2種のたんぱく質の組み合わせによる善玉AP-1は、線維芽細胞のコラーゲン産生能力を高めることができ、それ以外の組み合わせによる悪玉AP-1は、線維芽細胞のコラーゲン分解能力を高めてしまいます。

AP-1を構成するたんぱく質

紫外線の影響により、善玉AP-1を構成する2種のたんぱく質は減少し、悪玉AP-1を構成するたんぱく質が増加するため、線維芽細胞でコラーゲンを分解する能力が高まり、真皮の構造が崩れ、深いしわが刻まれてしまうのです。

AP-1を構成するたんぱく質 紫外線による増減
動画キャプチャ画像1

線維芽細胞のコラーゲン産生能力を
高める植物エキスを発見

AP-1を構成するたんぱく質のうち、善玉AP-1を構成する2種は、紫外線の影響により減少してしまいやすいことから、ノエビアではこの2種を増やす植物を探索しました。その結果、自社農場「北海道暑寒別岳パイロットファーム」にて有機栽培したエーデルワイスとオドリコソウから抽出したエキスに、高い効果があることを見出しました。エーデルワイスとオドリコソウには、AP-1の組み合わせを適切に保つことで、コラーゲンを増やす効果が期待できます。

エーデルワイスエキスとオドリコソウエキスの効果の図
エーデルワイスエキスとオドリコソウエキスなしありの比較画像 エーデルワイスエキスとオドリコソウエキスなしありの比較画像
動画キャプチャ画像2

エーデルワイス

エーデルワイスイメージ
キク科ウスユキソウ属

アルプスなど標高の高い山に生え、乾燥や紫外線に強い。ドイツ語で『高貴な白』という意味。

オドリコソウ

オドリコソウイメージ
シソ科オドリコソウ属

日本の野山に生息。花の形が笠をかぶった踊子に似ているところからの命名。