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あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で輝くライフスタイルを!

植物のめぐみを取り入れたライフスタイル「BOTANICAL LIFE」を、テーマ別に週替わりでご紹介します。
植物の世界からあなたに届く「美しい贈りもの」です。

2020.11.27

Herbal Life

Herbal Life53
二十四節気、暦と歩むボタニカルライフ

夏至、冬至、春分、秋分など、季節の歩みを示す言葉は、太陽の動きをもとにした二十四節気に基づいています。改めて二十四節気を知ることで、季節の植物とともに、四季の流れに寄り添うボタニカルライフを心豊かに過ごしてください。
 
今回は、季節の植物を日々の生活に取り入れるアイディアを、「二十四節気 暦のレシピ」の著者、フローリストの猪飼真紀子さんと写真家の清水美由紀さんに教えていただきます。
 
 

季節の変化を言葉で伝える「二十四節気」

二十四節気は、1年の季節を表す言葉です。太陽の動きに合わせて1年を24等分し、それぞれの時節の表情を2つの漢字で伝えています。春夏秋冬、四つの季節を持つ1年は、太陽の位置が最も高くなり、昼の時間が最も長くなる「夏至」、太陽の位置が最も低くなり、昼の時間が最も短くなる「冬至」、昼と夜の長さがほとんど同じになる「春分」と「秋分」などの節目を持っています。さらに「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」などで分けられ、季節の変化を表します。そのほか、「雨水」、「小暑」、「立秋」、「小雪」など、その時々の自然の情景を感じさせてくれる美しい言葉も二十四節気の特徴です。暦を知り、季節の歩みを意識することで、花や植物との触れ合いがより豊かになりますね。
 
 

二十四節気 暦のレシピ「小雪」

11月も終わりを迎える今頃は、二十四節気では「小雪」(11月22日から12月6日頃)にあたります。寒さが朝夕だけでなく、日中にも顔を覗かせるようになり、息を飲むほどの紅葉の景色が、日本各地で広がり、目を楽しませてくれるのもこの時期です。そんな気温の変化を自ら感じ、冬支度を始めるために木々が演出する紅葉や落ち葉は、まさに自然から届く季節の便りです。同じように見えても1枚1枚、個性豊かに色と形が異なる木の葉は、暮らしを彩り、自然からのメッセージを届けてくれます。
 
 
<暦のレシピ 押し葉フレーム>
枝から落ちてきた枯葉との出会いは、まさに一期一会。そんな出会いをフレームに入れて飾れば、まるでアートのように気分を豊かにしてくれます。押し葉を作るには、まず、葉をティッシュに挟んで、新聞紙の間に入れます。それを厚い本に挟んで重みをかけ、4〜5日経てば出来上がり。なるべく落ちて間もない葉を選んで、水分のあるうちに押し葉にすると綺麗に出来上がります。見つけた場所や日にち、木の名前も書いておけば、思い出豊かな、オリジナルの植物標本としても楽しめます。
押し葉のフレーム
 
 
<暦のレシピ 落ち葉のアロマワックスサシェ>
身近な場所で拾った枯葉の表面に、パラフィンをつけるだけで、立派な落ち葉モチーフに生まれ変わります。パラフィンをつけることで表面の色彩が際立ち、葉の形もくずれにくくなります。お気に入りのトレイに並べたり、糸をつけてモビールにしたり。パラフィンにアロマオイルを入れれば、飾った時にほんのりと漂う香りも楽しめます。自然の営みをお部屋で感じることができますね。
落ち葉のモビール  ※
 

■落ち葉のアロマワックスサシェの作り方
1. 落ち葉の表面の汚れを取り、アロマオイルを加え湯煎したパラフィンをつける。
落ち葉のアロマワックスサシェ作り  ※
 

2. パラフィンが乾いたら出来上がり。
落ち葉のアロマワックスサシェ  ※
  
 

二十四節気 暦のレシピ「大雪」

一段と冷え込みが増してゆく12月。12月7日から21日頃は二十四節気では「大雪」にあたります。自然の景色からも緑が少なくなり、寂しくなる頃ですが、その厳しい自然の中でも、元気な緑の葉を茂らせているのが、針葉樹です。尖った葉は、表面から水分が失われるのを防ぎ、気温の低い中でも緑色を失いません。針葉樹が演出する冬の情景を、お部屋で楽しんではいかがでしょう。
 
 
<暦のレシピ 雪色のテーブルリース>
針葉樹の森に舞う雪をイメージさせてくれるのが、パンパスグラスと緑の花材を使った雪色のテーブルリースです。柔らかな白のパンパスグラスや花材、緑の組み合わせで、テーブルに飾ると、この時期ならではの聖なる華やぎも生まれます。
パンパスグラスの雪色のテーブルリース
 
 
■雪色のテーブルリースの作り方
1.リースの形のオアシスを用意し、外側と内側の両方に、3cmおきにグリーンの葉ものを同一方向に向け、1周するように挿してゆく。


2. 1を挿した間に、別の葉ものを同じく両側に同一方向に挿してゆく。


3. 1と2を指した隙間にパンパスグラスを同じく両側から同一方向に挿す。


4. 葉やパンパスグラスの向きや形を整え、上につる性の植物などを這わせるように飾って完成。

 
 
<暦のレシピ パンパスグラスの冬スワッグ>
白と緑を組み合わせたインテリアとして、パンパスグラスの冬スワッグも素敵です。ブルーアイスやユーカリ、パンパスグラスをバランスよく組み合わせ、好みの白い花も重ねて麻ひもで結びます。リビングの壁に飾れば、ブルーアイスやユーカリの香りも楽しめ、慌ただしい12月の喧騒を忘れて、森に抱かれるように心を癒してくれます。
パンパスグラスの冬スワッグ
 

いくつ年が巡り来ても、自然の歩みを変わることなく教えてくれる、二十四節気。花や植物たちの存在と同じように、暮らしや心を整え、生きる喜びに気づかせてくれます。
『二十四節気 暦のレシピ』猪飼牧子、清水美由紀(日本文芸社刊)
 

季節を表す言葉「二十四節気 七十二候」をテーマに、季節の移り変わりを花や植物で感じながら、ものづくりの楽しみ方を提案。その節気に旬をむかえる植物にまつわる話、暮らしに花や植物を手軽に取り入れるコツを、写真とともに解説しています。猪飼牧子さんはフラワーアレンジメントを手がけるほか、植物の魅力やしつらえを伝える教室を主催し、植物が生活に寄り添う暮らしを発信。清水美由紀さんは、「より心にフィットした生き方をさがす」ことをテーマに活躍するフォトグラファーであり文筆家。生まれ育った長野県、松本を拠点に活躍されています。
 
※を除く全写真:『二十四節気 暦のレシピ』(日本文芸社刊)より



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2020.11.13

Botanical Goods

Botanical Goods41
ニューヨーク発、ボタニカルな愛が溢れるクラフトワーク

ニューヨークの女性クリエイターが手がけるのは、自然や花から受ける恩恵をモチーフに制作されたクラフトワーク。手軽にインテリアに取り入れることができ、お部屋に華やぎを届けてくれます。
 
今回は、ニューヨークの2人の女性クリエイターを取り上げ、ボタニカルな愛に溢れたグッズをご紹介します。
 
 

生花の持つ“幸せ”を表現したい、リヴィア・チェティのペーパーフラワーアート

「生花の持つ“幸せ”を、自分のクリエイションで表現したい」。そう語るのがニューヨークのペーパーフラワー作家、リヴィア・チェティさんです。様々な色の薄紙とクレープペーパーを用い、花や植物をモチーフとした作品を製作し、作品を集めた本も出版されるほど人気を集めています。花びらは多様な色使いで細部まで丁寧に表現しながら、茎や葉はちょっとグラフィカルにデフォルメ。そんな個性ある作品は、造花とも生花とも違う独特のニュアンスがあり、アートとしても愛されています。花、サボテンなど、種類も色も豊富で、お部屋の雰囲気に合わせて、そのまま置いたり、生花のように花器に入れてアレンジするなど、自由に楽しむことができます。
リヴィア・チェティのペーパーフラワー
 

現在、ニューヨークを拠点に活躍するリヴィア・チェティさんは、アメリカ、カリフォルニア州サンタバーバラの出身。父親は陶芸家、母親は織物、版画作家とアートに親しむ家庭で育ちました。芸術大学で学び、多くのフローリストの下で経験を積んだ後、ペーパーフラワーアートを手がけるようになります。オバマ大統領在任時には、ミシェル大統領夫人に招待され、ホワイトハウスの公式晩餐会のフローラル・デザインをペーパーフラワーで手がけたこともありました。リヴィアさんがこだわっているのが、「ポジティブ志向」であること。出会ったものはまず、なんでも身の回りに積極的に取り入れて、良さを引き出すように工夫しています。そんな前向きな姿勢は作品作りでも同じ。「生花は華やぎをもたらし、部屋を生き生きとさせ心をハッピーにします。でも、きっと紙の花でも同じことが起きるはず」。そう信じてペーパーフラワー作りに向き合っています。
リヴィア・チェティのペーパーフラワー
 

そして、変わることなく大切にしてきたのが、自然に囲まれて花と暮らすこと。「私はいつも自然と一緒に生きている。人は花を見ると目が大きくなる、それが好き。私が目指しているのは、生の花に代わるものではなく、生の花がもっている人を幸せにする力を、自分の作品を通して表現すること。自然と同じ花の形を作るのではなく、生の花がもたらす“幸せ”を、自分のクリエイションで届けたいと思うのです」。リヴィアさんの作品への思いです。
 
 

自然から届くインスピレーション、コーラル・アンド・タスクのボタニカル刺繍

コーラル・アンド・タスクは、ステファニー・ハウズリーさんが2007年にニューヨーク、ブルックリンで立ち上げた刺繍ブランドです。ストーリー性のあるデザインと、絵画のように映える色彩を特徴としています。コンセプトは、「自然と旅」。デザイナーも務めるステファニーさんが、世界各地で出会った、自然の美しさから得たインスピレーションが込められています。特に幼少期に訪れたアメリカ・ワイオミング州の大自然は、忘れられない特別な場所であり、自然で起きるすべてを知り理解したいという、幼い頃に芽生えた探究心が、ブランドの世界観を作り上げています。ちなみにコーラル(Coral)とはサンゴのこと、そしてタスク(Tusk)とは珍しい海の生きものイッカクのこと。どちらも幸福のシンボルとされ、この2つの命に見合う美しいものを表現し、作りたいという思いからブランド名が生まれました。
コーラル・アンド・タスク カクテルナプキン Paperwhites
 

ステファニー・ハウズリーさんはレース編みが得意な曾祖母、もの作りの楽しさを教えてくれた祖母や母らの影響で、物心ついた時から、描くことと刺繍が大好きでした。いつもバックの中に刺繍糸と布切れを入れて持ち歩き、時間さえあれば動物や植物の刺繍をしていたそうです。高校を卒業後、アートスクール、Rhode Island School of Design (RISD)で機織とテキスタイルデザインを学び、卒業後は専攻を生かし、インテリアのテキスタイルデザイナーとして活躍。同時に刺繍についての専門知識を学び、趣味として続けていた刺繍製作に本格的に取り組み、コーラル・アンド・タスクをスタートさせました。そんなステファニーさんが大切にしている思いが、自然からのインスピレーションで暮らしも仕事も豊かにすること。鳥や動物、木々や植物や花などの命の輝きを刺繍作品で表現しています。
コーラル・アンド・タスク 巾着 Lily bell

 
最近、新たなモチーフとして取り入れているのが 「果実」です。誕生や春など人生を謳歌するテーマを考えていた時、その存在が心に浮かんだそうです。生命力を感じるよう、いつもよりも鮮やかな色を選び、果物の大きさも実寸大で表現しています。「こんなにも生命力に溢れていて、美しく、かつ美味しく食べることができるなんて素晴らしい」。そんな果実への思いを込めて、フルーツそのままのサイズ感にこだわった、クッションやテーブルランナーなどの新シリーズも誕生しています。ステファニーさんのアトリエの壁には、常に風景や植物、生きものたちの写真がピンナップされています。その奇跡のような美しさから受けるインスピレーションが、彼女の創作のエネルギーの源になっています。
コーラル・アンド・タスク テーブルランナー Fruits garland
 

自然が生み出した花や植物、果実などの持つ美しさにこだわりながら作られたボタニカルクラフトワーク。そこにはクリエイターたちの「誰かを作品で幸せにしたい」という願いが込められています。
 

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