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あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で輝くライフスタイルを!

植物のめぐみを取り入れたライフスタイル「BOTANICAL LIFE」を、テーマ別に週替わりでご紹介します。
植物の世界からあなたに届く「美しい贈りもの」です。

2019.11.29

Botanist

Botanist36
増田由希子さん 花に寄り添う日々の暮らしのために

暮らしの中で花を飾る楽しさを伝えるフラワースタイリストの増田由希子さん。独特の形をしたワイヤー花器を創作したり、インスタグラムやお花の教室などを通じて花と暮らす喜びを多くの人に届けています。

今回のボタニストはフラワースタイリストの増田さんに、オリジナルワイヤー花器の魅力や、四季を通じて花を暮らしに取り入れるヒントを教えていただきます。

 

手づくりのワイヤー花器で楽しむ花アレンジ

増田由希子さんが手作りで作成し、大人気となっているのがオリジナルのワイヤー花器です。繊細なワイヤーと小さくてシンプルなガラス容器を組み合わせた愛らしい花器は、自由にお花を飾って欲しいという願いから作られています。最初は実験用の細い試験管をワイヤーで繋げた花器を制作。その後、吊るしたり置いたりして楽しめるように工夫を重ね、様々なデザインが生まれています。
 
現在の定番作品のひとつが、小さなガラスの容器5つをワイヤーで繋げたもので、5PIECES(5個)をもじって「5PEACE(5つの平和)」と名付けられています。そこには花や植物が手を繋いで寄り添うように仲良く並んで欲しい、という増田さんの思いが込められています。
ワイヤー花器 5PEACE
 

さらに「メリーゴーランド」は、輪の周りに花を吊るして、まるでメリーゴーランドのように楽しむことができます。
ワイヤー花器 メリーゴーランド
 
 
花器の上に、ワイヤーの輪を泡のように繋げた「泡々花器」も楽しい作品です。
ワイヤー花器 泡々花器
 

どの作品も、花の色や植物の緑を邪魔しないシルバーグレイのワイヤーを使い、使用するガラス容器もシンプルで控えめ。飾る花を引き立てるようにトータルでデザインされています。春は野に咲く小さな花を並べたり、夏は緑豊かな葉ものを飾ったり、吊るして楽しんだり、秋は1枚の落ち葉を飾っても季節感が楽しめます。
 
増田さんがこのワイヤー花器を作り始めて16年。「場所を取らない大きさと自由でシンプルであること」が、長く愛される理由なのかもしれません。テーブルに置いて花の話題で家族に会話が生まれたり、花や植物が生活に寄り添う楽しさを教えてくれます。
 
 

1年12ヶ月を彩る花との暮らし方

増田由希子さんが、花に寄り添う日々の暮らしのメッセージとして、毎年制作しているのが「花のある暮らしカレンダー」です。12ヶ月それぞれの月や季節に思いを馳せて、花を選びご自身で写真を撮影して作られています。花が日常にあることで生まれる雰囲気や風景、その一瞬を切り取ることで、1枚のカレンダーが花と暮らす魅力を届けてくれます。
 
1年のスタートを切る1月の写真は、純白の花と南天の赤い実。紅白の彩りを、白木の升の花器に活けたアレンジは、お正月のしつらえにもぴったりです。誰もが願う、いい年にしたいという思いが伝わります。
花のある暮らしカレンダー二〇二〇 睦月 1月
 
 
春が訪れた4月は、少し白みを帯びた吉野桜をいくつもの花器にアレンジ。桜並木の風景をイメージさせてくれます。
花のある暮らしカレンダー二〇二〇 卯月 4月
 
 
初夏を感じる6月は、甘い香り溢れるライラックの花をバスケットにアレンジ。さわやかな草原にいるようです。
花のある暮らしカレンダー二〇二〇 水無月 6月
 
 
秋が深まる11月は、クラシックココアやフウセンカズラなどの花に果実を加え、秋の恵みに感謝。グリーンの果実はどんな花とも相性が良く、季節感を伝えてくれます。
花のある暮らしカレンダー二〇二〇 霜月 11月
 
 
増田由希子さんが「花のある暮らしカレンダー」で伝えたいのは、1年12ヶ月を通じて花と暮らすヒントです。「花のある暮らしとは、花を飾るだけではなく、花で季節を感じること。街の中で見かける樹木や花との出会いで四季の訪れや変化を知り、旬の花や植物のエネルギーで元気をいただき、花と寄り添う暮らしの魅力を感じて欲しい」。そう増田さんは願っています。
 
 
 
増田由希子
フラワースタイリスト/ワイヤー作家
フリーランスのフラワースタイリストとして、雑誌等で「暮らしの花」を提案。花教室を主宰するほか、オリジナルのワイヤー花器、照明の制作など幅広く活動中。プライベートで飾る花の写真をインスタグラムで発信し、世界中に多数のフォロワーを持つ。著書は『暮らしを美しく飾る花図鑑』(家の光協会)、『花1本から素敵に飾る はじめてのフラワーレッスン』(家の光協会)。『まいにちの暮らしに、似合う花』(KADOKAWA) 。『花のある暮らしカレンダー二〇二〇』(翔泳社)。
 




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2019.11.15

Botanist

Botanist35
Farm to Table ー こだわりの野菜をこだわりのメニューで

これまでに350種類以上の野菜を育て、年間140種類以上の野菜を「創る」タケイファーム・武井敏信さん。その野菜創りを支えているのは、「野菜は人生を変える力を持っている」という強い信念と、その野菜を愛し最高の料理を生み出すシェフたちとのつながりです。

今回のボタニストは、タケイファームの武井さんが育て届けるこだわりの野菜の魅力と、その野菜の味に魅せられたシェフたちの料理への思いをお届けします。
 
 

野菜を「創る」。タケイファーム・武井敏信さんのこだわり野菜

美味しい野菜を美味しいままに提供することにこだわるタケイファーム・武井敏信さんは、千葉県にある2つの畑で、レストランやネットでの直接販売のための野菜を育てています。武井さんがなによりも大切にしているのは、「野菜本来の味がする野菜」を育て届けること。そのために、野菜のDNAを大事にすることにこだわり、野菜の品種を選ぶ時は、育て易さなど作り手に都合のよいDNAを持つものではなく、甘さや香りなど野菜ならではの味や個性を持った品種を選びます。また、野菜は肥料によって味が変わると言われているため、肥料を与えすぎてその野菜の本来の味が変わらないよう、極力肥料の使用を抑えた栽培方法を取っています。
タケイファームのフェンネル
 

品種や育て方にこだわりながら、タケイファームでは小さいサイズでも美味しい野菜創りを心がけています。それはレストランで提供された時に、お客さまが味と一緒に野菜の形そのものを楽しむことができるようにとの思いから。レストランごとのお皿のサイズにも気を配り、お皿の中で映えるちょうど良いサイズを意識して野菜を育てているのです。
 
さらにタケイファームではおなじみの定番野菜だけでなく、西洋野菜など珍しい野菜も数多く栽培しています。そのこだわり野菜の一つが「アーティチョーク」。海外で食べた味が忘れられず、日本でも美味しいアーティチョークの料理があればとの思いから、イタリアからタネを取り寄せました。試行錯誤を経て日本の風土に合う9種類のアーティチョークを育て、シェフの好みや料理法に合わせ、まさにオーダーメイドで届けています。
タケイファームのアーティチョーク
 

もう一つ、武井さんが特別な思いで育てているのが「サフラン」。球根から花を咲かせ、雌しべを収穫するのが、高級スパイスのサフラン。球根が次々に命をつなぎ、花を咲かせてゆきます。タケイファームのサフラン栽培は、大分県で明治時代から受け継がれてきた球根を使用。色が美しく、国産ならではの香りの良さは他にはないサフランということでシェフたちに愛されています。
サフランは屋内で栽培
 

さらに、秋のタケイファームを緑に彩るのが「ナスタチウム」。南米山脈原産のハーブの一種で、自然なピリッとした辛さが特徴です。サンドイッチに挟んだり、食材を包んだり、幅広い料理に活用できます。
タケイファームのナスタチウム
 

イタリア原産の野菜「カーボロネロ(黒キャベツ)」は葉キャベツの一種で、ケールの仲間。煮込んでも煮くずれしにくく、豊かな甘みを楽しめます。
タケイファームのカーボロネロ
 

タケイファームからシェフのもとに直接届けられるさまざまな野菜。ファームとレストランが直接繋がり、お互いに学ぶことで、野菜の味や料理の可能性が広がります。武井さんは野菜がお客さまの口に入るまでが、自分にとっての「野菜創り」だと考え、美味しさを届けているのです。
 
 
 

料理の可能性を広げるタケイファームの野菜

タケイファームが野菜を届けるレストランは現在30店舗ほど。レストランに直接届けるため、「規格の大きさまで成長したから出荷する」のではなく、武井さんは「野菜が一番おいしいタイミングに届ける」ことを何より大切に考えています。そんな武井さんの野菜に魅せられたシェフの一人が東京・青山のフレンチレストラン「Prévenance(プレヴナンス)」の静井弘貴シェフです。
 
武井さんとの付き合いはもう10年以上。初めてタケイファームを見た時にその畑の美しさに感激し、その畑で育った野菜の生命力の強さに惹かれて、タケイファームの野菜を料理に取り入れるようになりました。静井シェフが野菜選びでもっとも大事にしているのが「香り」です。生で味わう時だけでなく、調理した時に香りや旨みがしっかりしているのがタケイファームの野菜。単なる付け合わせの域を超えて、野菜が料理をより美味しくするためには欠かせない食材となっています。
タケイファームの野菜を使ったPrévenanceの一皿
 

そしてもう1人、タケイファームから野菜が届くのを何よりも楽しみにしているのが、東京・赤坂のフレンチレストラン「FURUYA augastronome(フルヤ オーガストロノム)」の古屋賢介シェフです。かつて体験したヨーロッパのものに負けないタケイファームのアーティチョークの味に魅せられ、野菜を生かしたメニュー作りを行なっています。古屋シェフはその日に届いた野菜にインスピレーションを受けて料理することが、何よりも楽しいと語ります。「ソースと肉だけでは料理にはならない、美味しい野菜が何よりも大事で、野菜なくして料理は成り立たない」。武井さんの野菜が与えてくれる一瞬のインスピレーションで料理を作る喜び。それがお客さまに届くことを願っているとおっしゃいます
タケイファームの野菜を使ったFURUYA augastronomeの一皿

 
武井さんは会社員を辞めて農業を始めた当初は、畑という小さな世界で外部とのつながりを失い、孤独な日々を送っていくものと覚悟を決めていたそうです。でも、実際には、野菜創りによってたくさんの人たちと知り合うことができました。人と出会い、人と関わることで、自分の中の隠れた部分が引き出されていく。そしてそれが野菜の美味しさに繋がってゆき、その野菜の力で「健康」になることができる。武井さんの野菜は、まさに人生を変える力を持っているといえますね。



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2019.11.01

Botanical Goods

Botanical Goods34
りんごとお花のお菓子屋さん「アップル&ローゼス」のこだわりタルト

信州・安曇野にある「アップル&ローゼス」は、りんごとお花のお菓子屋さん。そのお菓子作りの原点にあるのは、地元長野県の大自然が育んだりんごの美味しさを、もっと多くの人に知ってもらいたいというオーナーの呉羽英樹さんの思いです。

今回は、信州りんごの美味しさと美しさにこだわった、「アップル&ローゼス」のタルトをご紹介します。
 

信州の自然が育むりんごの魅力

長野県北部、北信州の澄み渡る空気と豊かな水に恵まれた安曇野の地。「アップル&ローゼス」は、地元の農家の方たちが大切に育てたりんごを使い、その美味しさを生かしたお菓子を作っています。信州産のりんごを使って焼き上げたタルトは、どれも食べるのがもったいないぐらいの美しさです。
畑に実る紅玉
 

「アップル&ローゼス」がりんごのお菓子専門店として長野県安曇野市にオープンしたのは2015年。長野県生まれのオーナー呉羽英樹さんは、「子供の頃からおやつといえば地元で採れたりんごだった」とおっしゃいます。毎日のようにその美味しさに触れて成長し、地元を離れても、りんごの味は生活に元気をくれ、故郷への思いを新たにしてくれる存在でした。東京で暮らし、また、世界中を旅する中で、人々がりんごの産地としてまずイメージするのは青森県であることに疑問を感じ、信州産のりんごの存在をもっと発信したい、と考えるようになっていったそうです。
 
甘くて瑞々しい信州のりんごの美味しさの秘密は自然環境です。清らかな水と豊かな土壌、1日の寒暖差や、山から吹く風がこの地の気の流れを良くして、りんごの美味しさを育んでいます。そして、農家の方々のたゆまぬ努力。美味しいりんごを実らせるために、畑の土づくりから仕事に励む姿を見た呉羽さんは、信州のりんごを大事にしなければと感じ、りんごのお菓子作りを考えつきます。
 
さらに、形が規定に合わないりんごは、市場に出て行くことはありませんが、お菓子に使えばそんなりんごの美味しさも余すところなく届けることができます。「長野にも美味しいりんごがあること、長野がフルーツ王国であることをもっと知ってもらいたい。地元の農家の方々と一体になって素晴らしいりんごを守り、その魅力を100%生かしたものを発信したい」。この思いが呉羽さんのりんごのお菓子作りの原点になったのです。
信州・安曇野に広がるりんご畑
  
 

タルトで楽しむ信州産りんご

オープンしたお店には、「大切なひとへ贈る花束のように、心がこもったお菓子を届けたい」という思いから「アップル&ローゼス」と名づけました。そして、その名を象徴するお菓子が、りんごでばらの花をデザインした「アップル&ローゼスタルト」です。
アップル&ローゼスタルト
 

使用するりんごは、信州産の「紅玉」と「ピンクレディー」の2種類。「紅玉」は信州を代表するりんごで、火を通すことによってより美味しく美しい色になります。最近では生産者が少なくなり希少になってきていますが、タルトの味の原点としてこだわっています。また「ピンクレディー」も、皮ごと食べても美味しい信州を代表するりんご。ほどよい酸味と香りの良さが特徴で、お菓子作りにも最適の品種です。シーズンによって「紅玉」と「ピンクレディー」を使い分け、1年を通じてもっともフレッシュで美味しいりんごの味が楽しめるように工夫しています。
 
また、りんごの赤い色合いの美しさも伝えたいと、皮の色を生かしてりんごを薄くスライスし、1枚1枚丁寧に並べてばらの花びらを形作っています。りんごのシャキッとした食感を残すため、スライスの幅を厳密に決め、火を入れています。ひとつのタルトに使うりんごのスライス数もばらの花の花びらと同じ数にしており、自然の美しさへのこだわりが込められています。
 
そのアップル&ローゼスタルトをブーケのようにアレンジしたのが「アップル&ローゼスタルト・ブーケ」。記念日、贈りもの、パーティーにもぴったりの華やかなタルトで、大小さまざまなりんごのばらの花がトッピングされています。
アップル&ローゼスタルト・ブーケ
 

他にも、タルト生地にしっとりとしたアーモンドクリームを敷き、りんごのコンポートを組み合わせたシンプルなタルト「クラシックタルト」も人気です。りんごそのものの美味しさを味わっていただきたいと考え、よりシャキッとした食感を生かしてコンポートにし、皮つきのまま大ぶりにカットしています。こちらもシーズンにあわせて「紅玉」「ピンクレディー」の2種類のりんごを使用しています。
クラシックタルト
 

実は、りんごはばら科の植物。それが、店名の「アップル&ローゼス」のもうひとつの意味です。お花として楽しむばら、果実を味わうりんご。りんごとばらは実は繋がっており、ともに古くから人々に愛され大切にされてきた存在。ばらと同じように、信州のりんごがいつまでも愛されるものであって欲しい、そんな思いも込められています。
 
 

アップル&ローゼスのショップが都内初出店

信州のりんごを使い、味わい深く華やかなお菓子を届ける「アップル&ローゼス」。その東京都内初めてのショップが11月1日、オープンしました。人気のアップル&ローゼスタルトはもちろん、世界と繋がる東京のショップにふさわしく、ニューヨークやパリの感覚を取り入れて新開発された信州りんごのスイーツにも出会うことができます。
新開発のスイーツもならぶアップル&ローゼス新ショップ
 
 
 
apple & roses本店
長野県安曇野市穂高有明8150-1
 
apple & roses 東急フードショーエッジ店
東京都渋谷区渋谷二丁目24-12
渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン
1階Carat (カラット) 東急フードショーエッジ内