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あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で輝くライフスタイルを!

植物のめぐみを取り入れたライフスタイル「BOTANICAL LIFE」を、テーマ別に週替わりでご紹介します。
植物の世界からあなたに届く「美しい贈りもの」です。

2019.02.22

Herbal Life

Herbal Life34
お部屋のボタニカルインテリア、スワッグの魅力

「壁飾り」という意味を持つ“スワッグ”は、生花やドライフラワーを花束のように束ねたもの。吊ったり引っ掛けたりして飾ります。ボタニカルなインテリアとして、お部屋の中に自然の癒しの空間を作ってくれますよ。

今回のハーバルライフは、手軽に花や植物のある生活を楽しめるスワッグの魅力を、花生師の岡本典子さんに教えていただきます。
 
 

スワッグのためのお花選びと飾り方

スワッグを楽しむには、まず、花材選びが重要です。飾る場所を決めて、そこへの視線を考えながら、花材の組み合わせを選びましょう。例えば、壁の高い位置や天井からスワッグを吊るす場合は、下からスワッグを見上げることになり、ちょっと遠い位置になりますから、大きめで少しカラフルなアレンジがおすすめです。
ピンクペッパーベリーの赤が鮮やかなスワッグ

 
また、どなたでも取り入れやすいのが、グリーンの葉もの系のスワッグです。たとえばユーカリは種類が豊富で葉の色や形も多様ですので、質感の違うものを組み合わせると、緑のグラデーションが楽しめます。
アカシア、ユーカリなど葉もののスワッグ
 

葉ものに生花をアレンジして、生き生きとした色合いを楽しむのも素敵ですね。
葉ものにブルーセージの生花を合わせたスワッグ
 

小ぶりのサイズのスワッグをドアの取っ手に掛けたり、棚の上にそのまま置いたり、楽しみ方は自由自在。ちょっと意識してお部屋を見渡せば、スワッグを飾りたい場所がきっと見つかりますよ。
 
 

簡単で楽しい、スワッグの作り方

スワッグは、お花屋さんでアレンジしていただくことも、自分で作ることもできます。作る場合に用意するものは、はさみと輪ゴムとひも、ワイヤーなど。ひもは、花や植物に馴染みやすいグレー系の麻ひもがおすすめです。
スワッグ作りに必要な道具
 

テーブルを壁に見立てて、上に材料を置いて重ねてゆき、仕上がりの長さをイメージしてはさみで茎をカット。そして、飾っている間、茎が乾いて細くなった時に抜けないように輪ゴムでしっかりと束ねます。その上に麻ひもを3、4回強く巻いて縛ったら出来上がりです。直射日光と湿気が強いところは避けて飾りましょう。
 
スワッグはドライフラワーでも作れますが、おすすめは生花のスワッグ。花がしっかりと固く、水分が少なくて、自然にドライフラワーになりやすいものをお花屋さんで選んでもらうと安心です。フレッシュな香りの生花なら、作ったり飾ったりしながら自然の香りを味わうことができます。生き生きとした色合いが楽しめる生花から、クラシカルなドライフラワーの状態まで、時間の経過とともに楽しめるスワッグ。自然が作り出した個性的な色や形の表情で、きっと気持ちが癒されることでしょう。
 
 

岡本典子
花生師(はないけし)。Tiny N主宰。大学卒業後にイギリスに花留学し、花コンペティションで多数の優勝や入賞を果たし、国家技能資格上級を取得。帰国後、自店を構える。テレビや雑誌、広告などの撮影を中心に多方面で活躍。著書に、『はじめてのスワッグ』(文化出版局)など。

 
全写真 撮影:有賀 傑
 

2019.02.15

Botanical Recipe

Botanical Recipe35
ヘルシーで美味しいベジタブルスイーツ

野菜独特の甘みを生かして作るベジタブルスイーツ。栄養もしっかり摂れて、ちょっと大人の味わいです。
 
「野菜」や「ハーブ」を使ったメニューや楽しみ方を"食のプロ"に教えていただく「ボタニカル・レシピ」。今回は野菜を使ったスイーツレシピを、料理研究家の上島亜紀先生に教えていただきます。
 
 

美肌野菜キャロットのスパイスケーキ

家庭の常備野菜、ニンジン。和風の煮物から、カレー、シチューなど幅広い料理に利用でき、特に、多くのβ-カロチンを含む美肌野菜として注目されています。そのニンジンでつくるケーキに、オールスパイスや紅茶を入れると、香りも豊か。ブラウンシュガーや黒糖を使うと、コクが出てより美味しく出来上がります。
キャロットのスパイスケーキ
 
<キャロットのスパイスケーキ>
■材料(4人分)
A
・バター … 80g
・ブラウンシュガー … 35g
・黒糖 … 35g
B
・卵 … 1個
・蜂蜜 … 30g
・ニンジン(すりおろし) … 50g
・オールスパイス … 小さじ1  1/2
・紅茶パック … 1パック(中身を取り出して葉のみ使用)
C
・薄力粉 … 120g
・ベーキングパウダー … 8g
 
・くるみ … 50g
・牛乳 … 30g
 
 
■作り方
1. フードプロセッサーにAを入れ、白っぽくなるまで攪拌する。

2. 1に、すりおろしたニンジンと、ニンジン以外のBの材料を加え混ぜる。
3. 更にCを加え全体がよく混ざるまで攪拌する。
4. そこに牛乳を加え更に混ぜ、最後に荒く砕いたくるみを加えて混ぜたら生地の出来上がり。

5. 出来上がった生地をクッキングシートを敷いたケーキ型に流し込む。

6. 170度に熱したオーブンに入れて30分ほど焼き、竹串をさして、中まで火が通っているのを確認して出来上がり。

 
 

ちょっと大人のかぼちゃプリン

かぼちゃは、ビタミンE、ビタミンB群、ビタミンC、β-カロチン、カルシウム、鉄分、カリウムなどビタミン・ミネラルを豊富に含んでいます。糖質のエネルギー転換を助けるビタミンB1やマグネシウムも含まれていますので、栄養バランスの良いエネルギー源としておすすめの食材です。ミネラル豊富なきび砂糖を加え、よりヘルシーな甘さに仕上げましょう。
かぼちゃプリン
 
<かぼちゃプリン>
■材料(4個分)
・かぼちゃ(正味) … 100g
・きび砂糖 … 70g(カラメル用40g/プリン用30g)
・牛乳(成分無調整) … 150ml
・生クリーム … 50ml
・卵 … 1個
・水 … 40ml(カラメル用)
 
 
■準備
1. かぼちゃは2センチ角ぐらいに切って、電子レンジで熱を加えて皮を取り除く。電子レンジに入れる時は、濡らしたクッキングペーパーをかぼちゃの上にかぶせ、ラップを軽く乗せてから加熱します。
2. きび砂糖を同量の水で溶かしフライパンに入れ、中火で熱を加えて焦がしてカラメルソースを作り、プリン型の底に入れておく。カラメルは甘いのが好みなら薄茶色に、ちょっと苦味が好みなら、焦げ茶色になるまで加熱しましょう。

 
■作り方
1. 熱を加えたかぼちゃと牛乳の半量をフードプロセッサーで撹拌し、なめらかになったら残りの牛乳を加えて撹拌する。

2. 卵、きび砂糖をボウルに入れて白っぽくなるまで混ぜ、生クリームを加え、そこに1を加えてよく混ぜ合わせてザルで漉しておく。

3. プリン生地を、カラメルソースを入れておいたプリン型に静かに流し込み、アルミホイルで蓋をする。

4. 深めの鍋に並べ、プリン容器の半分の高さまで熱湯を張って、鍋に蓋をして弱火で30分ほど湯煎する。竹串を刺して中まで火が通っているか確認する。

5. 余熱を取ってから冷蔵庫で十分に冷やし、お皿に取り出す。
 
 
冬を生き延びるため、たっぷりと糖分を蓄えたニンジン。甘みが出てほっこりしたかぼちゃ。美味しいだけでなく、ともに栄養豊富で、冬にはうれしい食材です。食事だけでなく、スイーツにも活用して、たっぷりいただきましょう。
 
 
 
調理監修 上島亜紀
料理家。パン講師、食育アドバイザー、ジュニアアスリートフードマイスター取得。簡単に作れる家庭料理からおもてなし料理まで、幅広く提案。主宰する料理教室「A's Table」では、楽しくて美しいおもてなし料理を、不定期開催の子どもの料理教室「Chanto!Chanto!」では、作ること、食べてもらうことの楽しさを伝えている。著書は、『はじめてでもおいしくできる 梅干し・梅レシピの基本』(朝日新聞出版 共著)など多数。最新刊は、『何度も作りたくなるストウヴレシピ』(ナツメ社)。
 

2019.02.08

Botanical Goods

Botanical Goods26
飾っても使っても楽しめる、ボタニカルオブジェ

植物や花の命が透明な世界で生き続けるボタニカルなオブジェ。飾っても使っても、いつも植物を身近に感じることのできるアート作品です。
 
植物に関しての名著や、写真集、そしてグッズなどをご紹介するボタニカルブックス&グッズ。今回は、花や植物の息吹を感じるボタニカルオブジェをご紹介します。
 
 

野の草花で発信する日本の美「押花 oshibana」シリーズ

透明のアクリル素材に、草花の色が映えるカトラリーやキーホルダー。toumei(トウメイ)の「押花 oshibana」シリーズは、本物の植物だけが持つ豊かで生き生きとした表情が特徴です。豪華な花ではなく、さりげなく見かける野の草花をモチーフとしたものが多く、ナチュラルな色や姿が印象的です。「押花hashioki(箸置き)」は文字通り、食卓に花を添えるカトラリー。エノコログサ、ナズナ、センニンソウ、セージなど全部で25種類もありますから、季節や毎日の気分で草花の種類や花の色を選んだら、食事の時間がより楽しくなりそうです。
押花hashioki/toumei
 

「押花 oshibana」シリーズには、「ナンバーキーホルダー」も用意されています。こちらは押花のデザインをあしらったアクリル素材のキーホルダー。ロマニー、ヤブジラミ、ヤナギタデの3種類の草花をあしらい、それぞれ0~9までの数字が型抜きされているので、好きな植物と好きな数字を組み合わせて楽しめます。
ナンバーキーホルダー/toumei
 
 

本物の野草で作ったアートな文房具、野草の定規「g,a,r,d,e,n」

デザイナー寺山紀彦さんの創作するボタニカルオブジェが、野草をモチーフにした「g,a,r,d,e,n」。「g,a,r,d,e,n」は、「野原に野草が1センチ感覚で並んでいたら、人が横になったら身長が測れるのでは?」と思ったことがきっかけで作り上げた作品。自らの手で摘み取った野草を、1本1本手作業で並べて作られています。ちなみに野草を摘む時期は春が一番。冬を耐えた植物たちの若々しい緑と、可憐な姿を長く留めておくことが出来るからです。
 
野草は大きさや長さを揃えて選びますが、その色や姿に同じものは2つとなく、それぞれに表情が異なるのも自然界そのものの趣です。野草が行儀よく並ぶ様子は、とても詩的で、透明なアクリル世界の向こうには空が広がり、風が吹いているようです。寺山さんが目指したのは「インテリアとして飾っておきたくなる」アートな文房具。もちろん、本当に定規として使えるほか、横にしても縦にしても、飾って楽しめるオブジェとなっています。
g,a,r,d,e,n
 

「g,a,r,d,e,n」の野草も「押花 oshibana」シリーズの草花たちも、自然の姿がアートな感覚で再現されています。まさに、日々の生活の中で感じる花や植物への愛情が込められたボタニカルオブジェですね。
 


 
寺山 紀彦 デザイナー・美術作家
日本にてデザインを学んだ後、オランダ‘Design Academy Eindhoven’に留学。帰国後‘studio note’を立ち上げ、プロダクトをメインに内装デザインや店舗アートワーク、クライアントデザイン業務など、多岐に渡りデザイン活動を行なう。
 
toumei
樹脂加工のプロフェッショナル集団「株式会社益基樹脂」を母体とし、若手デザイナーと職人の技術で、常に新しい感覚の日本製品を創造。独自の視点で日本製品の美を見つめ直し、次世代、海外に向けて、樹脂製品との豊かな暮らしを提案している。
 

2019.02.01

Monthly Flower

Monthly Flower3
2月の花 啓翁桜(ケイオウ桜)

桜の季節にはまだ早い2月ですが、お花屋さんでは早咲きの桜「啓翁桜」がもう咲いています。枝ものは、買うのに勇気がいるかもしれませんが、実は管理も簡単です。真冬のこの時期、早咲きの桜を飾って、春への思いを馳せてみてはいかがでしょう。

毎月の花をご紹介する「マンスリーフラワー」。今月は啓翁桜の魅力とアレンジをご紹介します。
 
 

つぼみから花へ お部屋で楽しむ桜の移ろい

啓翁桜は、早春を告げる花として、お正月などにも好んで使われる枝ものです。露地ものの開花は3月中旬から4月の初めになりますが、12月に枝を切り出し、温室で温度調整することで早く芽吹き、冬でも開花を楽しむことができるのです。冬に咲く桜として人気が高まっている啓翁桜。小さな花芽がついた枝を買って、暖かな部屋に活けておくと花芽が徐々に膨らみ、やがて小さな薄いピンク色の花を次々に咲かせてくれます。
啓翁桜のつぼみ

 
枝ものの活け方のポイントは、アレンジする長さに枝を切ったら、枝の根元に切り込みを少し入れ、しっかりと水を吸わせてから花瓶に入れること。つぼみに1日1回ほど霧吹きで水を吹きかけてやると、1週間ほどで開花します。つぼみから花へ、お部屋の中で自然の時間の流れを楽しむことができます。
1週間ほどで満開となった啓翁桜
  

啓翁桜の平皿アレンジ

啓翁桜を花瓶に活けるだけでなく、花が満開となった枝を切りそろえて、皿状の花器に寝かせて飾ってはいかがでしょう。ボリューム感のある薄紅色の花がいっぱいに咲きそろい、目にも華やかで、ほのかな香りも一緒に楽しむことができます。
啓翁桜の平皿アレンジ
 

枝ものは横にすると水揚げが悪くなりますので、花がしっかり咲いてから枝を切りそろえてください。こちらも枝の根元に切り込みを入れて、たっぷりと張った水に並べることが長持ちする秘訣です。さらに、啓翁桜には花が散った後にも楽しみがあります。花が散った枝から柔らかな緑色の葉が出てくるのです。暖かいお部屋では約3週間ほど、玄関や廊下など少し冷える場所では1ヶ月ほど、楽しむことができます。外の寒さに負けない、この時期だけのスペシャルな喜びを感じさせてくれますよ。
 

 
アレンジ 市村美佳子(緑の居場所デザイン)