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あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で輝くライフスタイルを!

植物のめぐみを取り入れたライフスタイル「BOTANICAL LIFE」を、テーマ別に週替わりでご紹介します。
植物の世界からあなたに届く「美しい贈りもの」です。

2018.09.28

Botanist

Botanist30
自然の贈りもので作る四季の野草リース 辻典子さん

子どもの頃から、野に咲く花や自然が大好きだった辻典子さん。生まれ育った京都・大原で、猫じゃらし、すすき、たんぽぽの綿毛など、野に咲く身近な花や植物でリースを作り、その美しさ、大切さを伝えています。
 
今回のボタニストは、四季の野の草花でリースを作る辻典子さんの、花や植物、地元大原の自然への思いをご紹介します。
 
 

辻典子さんの作る野草リースの魅力

すすきに猫じゃらしなど、秋の野草の景色が広がる京都・大原。辻典子さんは、この地に生える季節の花や野草でリースを作っていらっしゃいます。
 
たとえば、春の代表は「たんぽぽの綿毛のリース」。花が咲き終わった直後、まだ花びらが付いているたんぽぽを乾燥させると綿毛も飛びにくく、ふわふわで可愛いリースが完成します。
たんぽぽの綿毛のリース
 
 
緑が生い茂る夏は、豆軍配なずなを使って、夏の草原をそのままリースで再現。
豆軍配なずなのリース
 
 
そして、秋は「猫じゃらし」と呼ばれる金えのころ草のリース作り。秋らしい金色の穂は1年たってもほとんど色が変わらずに飾っておくことができるそうです。
野ばらの実、すすき、金えのころ草、えのころ草のリース
 
 
そして、冬は、野ばらの枝になった、真っ赤な実を使って。
つるうめもどき、山帰来、野ばらの実のリース
 
 
まさに野山の景色をそのまま見せてくれるかのような、自然の趣きと季節感溢れる作品ですね。美しく長く楽しめるリースに仕上げるコツは、その収穫時期。野草の一番綺麗な時期を知る辻さんだからこそ、その命の一番の輝きを、そのまま閉じ込めることができるのかもしれません。
 
 

野草のリースで伝えたい大原の自然への感謝の思い

美しい自然の景色が今も広がる京都・大原で生まれ育った辻典子さんは、子どもの頃から植物と触れ合うのが大好きだったそうです。一度は他の仕事に就きますが、花に触れる仕事を諦めきれず、仕事を辞めてフラワーデザイナーの勉強を続け、講師の資格も取得します。ずっと変わらなかったことは、地元大原を離れず生活の場にしてきたということ。どんな野草にも名前があり、美しさがあり、命の意味があります。お花屋さんで売られている花々と比べると、野の草花に華やかさはありませんが、その季節にしか出会えない一期一会の喜びがあります。また、野草は気候次第で採れる量や大きさも毎年変わり、去年は採れたものが今年はまったく採れないということも。だからこそ、どんな野草との出会いにも、宝物を見つけたような思いを感じるそうです。
秋の風景が広がる京都・大原と辻典子さん
 
 
自然は、人間にはどうすることもできないもの。辻さんは毎日、大原の野山を散歩しながら「野草は足元の宝もの」という思いで、野草たちの姿を見守っているそうです。そして、ほんの少しだけ自然からおすそ分けをいただき、リース作りで大原の自然の素晴らしさを再現し、感謝の気持ちを伝えているのです。



   
辻 典子
京都・大原生まれ。大原在住。フラワーデザイナー。子どもの頃から野の花が大好きで、レンゲやシロツメグサで作った花輪を冠にして育つ。就職したものの、花に携わる仕事があきらめられず、花屋でアルバイトをしながらフラワーデザインを学ぶ。1999年、フラワーデザイナー講師の資格を取得。2018年2月、世界文化社より、たんぽぽ、猫じゃらし、すすきなど身近な野草で作るリースのレシピを紹介した「四季の野草リース」を刊行。
 
 
全写真:『四季の野草リース』辻典子(世界文化社 刊)より 撮影:梶山正
 

2018.09.21

Botanical Recipe

Botanical Recipe30
秋のお出かけに、ヘルシーで栄養たっぷりのボタニカル弁当

秋の行楽シーズン、近くの緑いっぱいの場所にお弁当を持ってお出かけしませんか。いつもの食材もちょっとした工夫で、ボタニカルで楽しいお弁当メニューに。爽やかに澄んだ秋の空の下でいただくと美味しさもひとしおです。

「野菜」や「ハーブ」を使ったメニューや楽しみ方を“食のプロ”に教えていただく「ボタニカル・レシピ」。今回はヘルシーで栄養たっぷりのボタニカル弁当を、料理家の上島亜紀先生に教えていただきます。
 
 

ヘルシーで栄養たっぷり、雑穀枝豆おにぎり

お弁当の定番といえば、おにぎり。この秋は、白米に雑穀、枝豆を加えたおにぎりはいかがでしょう。雑穀を加えることで、お米の量を減らすことができ、低カロリーでヘルシーに仕上がります。枝豆も加えると、彩りも鮮やかです。特に雑穀は食物繊維やミネラル、鉄分、マグネシウムなどの栄養が豊富。見た目も楽しく、栄養も豊富な、まさにお出かけにぴったりのおにぎりですね。
雑穀枝豆おにぎり
 
<雑穀枝豆おにぎり>
■材料(2人分)
・米 … 2合
・雑穀 … 大さじ3
・枝豆(さやから出したもの) … 大さじ3
・塩 … 少々
・水 … 適量

 
■作り方
1.米は洗って、ざるに上げて水を切り、炊飯器に移して2合分の水を加える。そこに雑穀を加え、さらに水をプラス100ml加えて、30分浸水する。
2.そのままスイッチを入れて炊き上げ、10分間蒸らして、やさしく混ぜる。
3.ボウルに移した温かい雑穀ごはんに、枝豆、塩を加え混ぜる。
4.約90gずつおにぎりにする。
 
 

野菜をたっぷり使ったボタニカルなおかずメニュー

おにぎりといっしょに食べたい、2つのボタニカルおかずをご紹介します。1つ目のメインはヘルシーロールキャベツ。にんじん、いんげん、ハムをキャベツで一緒に巻くことで、彩りよく仕上がります。ビタミンCがたっぷりとれる野菜をふんだんに使った、ヘルシーな一品です。かぼちゃとくるみの一口サラダ、今が旬の梨とりんごを添えましょう。
ヘルシーロールキャベツ弁当
 
<ヘルシーロールキャベツ>
■材料(2人分)
・キャベツ … 2〜3枚
・にんじん … 1/3本
・いんげん … 6本
・スライスハム … 4枚
・塩 … 少々
・ポン酢もしくはドレッシング … 適量
 
■作り方
1.  キャベツは芯をそぐ。にんじんは細い千切り、いんげんはヘタを取り除く。ハムは千切りにする。
2.  1の野菜をさっと塩ゆでし、ざるに上げ水切りする。
3.  巻き簾にキャベツを敷き詰め、にんじん、いんげん、ハムをのせ、きつく巻き、そのまま巻き簾を縦にして余分な水気をしっかり切り、冷蔵庫で30分休ませる。
 
4.  容器の高さに合わせた幅に切り分け、ポン酢は別容器に入れて添える。
 
 
彩りおかず<かぼちゃとくるみの一口サラダ>
■材料(2人分)
・かぼちゃ … 4きれ
・たまねぎ(みじん切り) … 小さじ1
・くるみ(粗く砕く) … 大さじ1
・プリッツ … 1本
・白いりごま … 適量
A
・マヨネーズ … 小さじ1
・塩、胡椒 … 少々
・ヨーグルト … 小さじ1
 
■作り方
1.  耐熱ボウルに、皮をむいて一口大に切ったかぼちゃを入れ、ふわっとラップをしてレンジで2〜3分加熱し、そのまま2分置く。
2.  たまねぎのみじん切り、くるみとA(調味料)をざっくり混ぜ冷蔵庫で冷す。
3.  かぼちゃが冷えたらAと合わせて一口大の大きさに丸め、出来上がった半分には白いりごまをまぶし、上にプリッツを刺す。
 
<デザートフルーツ>
りんご、梨のそれぞれ1個の4分の1を一口大に切り分ける。
 
 
 
2つ目のメインは豚しゃぶ彩りサラダです。雑穀枝豆おにぎりとの相性もよく、栄養もたっぷりとれるサラダメニューです。生野菜と茹で野菜を組み合わせることで、見た目もきれいで、いろいろな食感も楽しめます。豚の赤身のしゃぶしゃぶといただくと、ヘルシーでバランス良く栄養を摂ることができます。ミックスビーンズとモッツアレアのマリネを添え、サイドのデザートフルーツには今が旬のぶどうを飾りましょう。
豚しゃぶ彩りサラダ弁当
 
<豚しゃぶ彩りサラダ>
■材料(2人分)
・豚肩ロースしゃぶしゃぶ用 … 80g
・ブロッコリー … 3房
・アスパラ … 2本
・プチトマト … 3個
・かぼちゃ … 2切れ
・トレビス … 2枚
・ベビーリーフ … 1/2パック
・ロメインレタス … 3枚
・ブロッコリースプラウト … 1/4パック
・ハーブソルト … 少々
・ドレッシング … 適量

 
■作り方
1.  ブロッコリー、かぼちゃ、アスパラは食べやすい大きさに切り、塩茹でする。トレビス、ロメインレタス、プチトマトなどは洗って水気を切り、食べやすい大きさに切る。
2.  豚しゃぶは沸騰したお湯にくぐらせ、水を張ったボウルに入れ、粗熱が取れたら水気をとり、少量のハーブソルトで下味をつける。
3.  ランチボックスに1と2、残りの野菜を彩りよく盛り付け、別容器に入れたドレッシングを添える。
 
 
彩りおかず<ミックスビーンズとモッツアレアのマリネ>
■材料(2人分)
・ミックスビーンズ(ドライパック) … 100g
・チェリーモッツアレア … 10個
・フレンチドレッシング … オリーブオイル大さじ3、レモン汁大さじ1、はちみつ小さじ1、粒マスタード小さじ1/2、ローリエ1/2枚、塩、胡椒、適量
 
■作り方
1.  モッツアレアチーズは半分に切る。
2.  保存袋に材料とフレンチドレッシングを入れ、軽く混ぜて冷蔵庫で1時間以上置くと出来上がり。
   
<デザートフルーツ>
ぶどう2種適量(みどり、うす紫)
 
 
 
野菜をしっかり味わえるボタニカルなお弁当。作り方のポイントはロールキャベツもサラダもしっかりと水気を切ってお弁当箱に詰めること。水気が出ると食材の傷みが早くなりますので、気をつけましょう。雑穀枝豆おにぎりは仕上げに海苔を切って巻いたり、シソを添えて詰めておくと手で持ちやすく、食べやすくなります。この秋のお出かけにぜひお試しください。

 
 
調理監修 上島亜紀
料理家。パン講師、食育アドバイザー、ジュニアアスリートフードマイスター取得。簡単に作れる家庭料理からおもてなし料理まで、幅広く提案。主宰する料理教室「A’s Table」では、楽しくて美しいおもてなし料理を、不定期開催の子どもの料理教室「Chanto!Chanto!」では、作ること、食べてもらうことの楽しさを伝えている。 著書は、『はじめてでもおいしくできる 梅干し・梅レシピの基本』(朝日新聞出版 共著)など多数。
 

2018.09.14

Botanical Goods

Botanical Goods21
この秋、身につけたいボタニカルアクセサリー

これからの季節の装いにボタニカルなアクセサリーはいかがでしょう。花や植物のモチーフが、あなたの優しさを引き立ててくれます。

今回のボタニカルグッズは、この秋におすすめのボタニカルアクセサリーをご紹介します。 
 

可憐にしなやかに。植物のつるをイメージしたボタニカルアクセサリー

植物の“つる”をイメージした、しなやかで美しいアクセサリーが、「Ane Mone」のバインシリーズです。ボタニカルでナチュラルな雰囲気の中に華やかさもプラスされていますので、パーティやブライダルにもおすすめ。ヘッドドレスからピアス、コームまで揃っていますので、いろいろなシチュエーションで活躍します。花や植物の可憐な魅力と自然なきらめきで、明るく優しい印象を与えてくれるアクセサリーです。
左:オーロラビジューと小粒パールのバインヘッドドレス(Ane Mone)
右:シアーフラワーのバインピアス(Ane Mone)

ボタニカルパーツで作る手作りアクセサリー

花や植物モチーフのパーツやパールを使って、アクセサリー作りを楽しむことができるのが、「貴和製作所」の手作りキットです。誰もがチャレンジできる作りやすさと完成したアクセサリーを実際に使って楽しむことができるのが魅力です。

フラワーコームとフラワーブローチは、草花が自然に群生しているイメージで、花や葉がバランスよく飾られ、上品で大人な印象に仕上がります。色のベースは「ゴールド」と「シルバー」の2色から選べ、ロマンチックで大人の雰囲気。コームは編み込みヘアやまとめ髪のアレンジに、可憐なブローチはスカーフのワンポイントや胸元に飾って、装いを引き立ててみてはいかがでしょう。
ボタニカルパーツのフラワーコーム(貴和製作所)
ボタニカルパーツのフラワーブローチ(貴和製作所)


また、ピンクとグリーンのやわらかな色合いが揃ったフラワーモチーフのピアスとリングも、キュートで魅力的です。身につけるだけで印象も華やかになりますね。こちらも、ちょっとした時間に楽しく作ることができます。
ボタニカルフラワーのシンプルアクセサリー3種(貴和製作所)


可憐な花々の優しさを、お出かけ先でも感じることができるボタニカルアクセサリー。あなた自身はもちろん、相手の方にも、ときめきややすらぎを届けてくれそうですね。



ボタニカルアクセサリーといえば、舞妓が身につける花かんざしにも、四季の花や草木がモチーフとしてあしらわれています。2月の梅、3月の菜の花、5月の藤、9月の桔梗などが使用され、季節の美しさを伝えます。

ノエビア銀座ギャラリーでは、実在の舞妓をモデルに日本舞踊の1ポーズを描いた美人画展が開催中です。花かんざしや着物の柄を忠実に再現し、扇子や手の動き、視線など、細やかな表現が写し取られ、たおやかな日本の美を感じることができます。


会期:開催中~11月2日(金)まで
開催時間:午前10時~午後6時(土・日・祝日は午後5時まで)
会場: ノエビア銀座ギャラリー 入場無料
主催:株式会社ノエビア

2018.09.07

Herbal Life

Herbal Life30
ミニサイズのグリーンで楽しむボタニカルインテリア

秋のはじまりに合わせ、お部屋に新しい植物を迎えて気分を変えてみませんか?可愛いいミニサイズのグリーンなら、一つ置いてもいくつか組み合わせて置いても楽しめます。

今回のハーバルライフは、ミニサイズのグリーンの育て方や飾り方を、植物オンラインショップayanasの境野隆祐さんに教えていただきます。
 
 

初心者にもおすすめのミニグリーン

手のひらサイズのミニグリーンは、みずみずしい緑が印象的な葉物やユニークで可愛らしい形のものなど、種類もいろいろ揃っています。初心者でも手軽に育てられるものを選んで、飾ってみてはいかがでしょう。
 
まずは、幸福をもたらす精霊・キジムナーが宿る樹と言われている「ガジュマル」。根上がりの姿がタコの足のように見えることから「多幸(タコ)の木」とも呼ばれていますので、お祝いのプレゼントにもおすすめです。南方系の常緑の植物で、緑と愛らしい姿を1年中楽しめます。
ガジュマル
 

葉っぱが扇状にすっと伸びた「アロエ・プリカティリス」は、育っていくと幹が立って分岐し、面白い姿にも成長します。「乙姫の舞扇」という別名もあるほど個性的で美しい植物で、ミニサイズでも一つ置くだけで、緑の存在感がいっぱいです。
アロエ・プリカティリス
 

「ユーフォルビア・ソテツキリン」は、パイナップルのような姿が人気で、別名「ユーフォルビア・パイナップルコーン」とも呼ばれています。日本で生み出された交配品種ですが、南アフリカなどの砂漠地帯にもルーツを持っていますので、暑さと乾燥に強く、湿気と寒さには弱い植物。植物のバックグラウンドを知っておけば、育て方のヒントになりますね。
ユーフォルビア・ソテツキリン
 
 

ミニグリーンの育て方のコツと飾り方

ミニグリーンを育てる大切なポイントは3つ。「日当たり」と「水やり」と「風通し」です。たとえ耐陰性(日照不足に耐える力)のある植物でも、光合成は必要です。できるだけ朝日が当たる場所や、昼間お部屋の明るい場所に少しでも置くようにしましょう。続いて、水やりの基準は表面の土の乾き具合です。季節によって温度や湿度は違ってきますので、朝に水やりをすると決めるのではなく、土の表面を観察し、乾いていたら水やりをするようにしましょう。水やりの際には、植物の周りの土の部分だけに水をかけるのではなく、ベランダやシンクに植物を置いて、シャワーのように葉の部分にもたっぷりと水をかけることが大切です。葉や茎に付いた汚れや埃を水で流すことで、緑が鮮やかになるだけでなく、虫や病気から守ることができます。そして、風通しの良さ。これからの季節、風も乾いて爽やかになります。気持ちよく吹く風を心地よく感じるのは人も植物も同じです。風通しのよい環境づくりを心がけましょう。
 

さて、ミニグリーンはスペースをとりませんから、ちょっとした場所にグリーンコーナーを作るのもおすすめです。日当たりや風通しを考え、お部屋の中に植物のために最適な環境を見つけて、その場所をグリーンコーナーにしてはいかがでしょう。元気に育つ植物たちの姿は、私たちにも元気を分けてくれるはずです。植木鉢や容器をシンプルなものに統一しておくと、どんな並べ方をしてもバランスがとれ、お気に入りのグリーンスペースが作れます。お部屋の中の小さな植物園を楽しんではいかがでしょう。

  

ayanas
ayanasは、「さまざまな色や形が集まり美しい模様をつくる」という意味を込めた「彩なす」という日本語。住まい、インテリア、そこで暮らす人の趣味趣向が彩なす空間に合わせた植物を提案し、観葉植物、多肉植物、サボテンなど鉢植えの販売・ネット通販を行う。また、展示会、ショップディスプレイ、個人邸の植栽コーディネートや庭作りも手がける。