
冬虫夏草は、冬の間に地中で昆虫の幼虫に寄生してその栄養分を摂取し、夏になって棒状に発芽して地面に姿をあらわすキノコの仲間です。
その様子から「冬虫」 「夏草」という名がついたと言われています。
古来より、中国では滋養のための最高級食材として珍重されてきました。
不老不死を願う始皇帝はもちろんのこと、絶世の美女と謳われた楊貴妃からも愛されたことでも有名です。
時には“幻の聖草”とも称された冬虫夏草。いつの時代も健康を願う人々に求められ続け、高名な皇帝料理「満漢全席」にも使われたことがあります。

世界中で400種類以上が知られていますが、その中でもチベット高原産冬虫夏草が、良質とされています。
強烈な紫外線、薄い空気、激しい気温差、風雪、乾燥といった過酷な環境にさらされ、積雪が残る5~6月に雪をかき分け地面をはうようにし、地上に出ているわずか数ミリ~数センチのものを見つけ採取します。1日に数本しか見つけられない、年間を通した採取量がわずかな、大変貴重な「冬虫夏草」です。