ノエビア

Menu
あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で輝くライフスタイルを!

植物のめぐみを取り入れたライフスタイル「BOTANICAL LIFE」を、テーマ別に週替わりでご紹介します。
植物の世界からあなたに届く「美しい贈りもの」です。

2017.04.14

Botanical Books

Botanical Books8
桜を撮る一期一会のまなざし『SAKURA』

冬を過ごした心に華やぎをもたらしてくれる桜。その短い美しさをとらえ、残し、伝えるために、独自の手法で桜を撮る写真家、鈴木理策さん。日本の自然の美、桜が一冊の写真集に収められています。 
22.jpg
©2016 Risaku Suzuki / Courtesy of Taka Ishii Gallery, Christophe Guye Galerie

「植物」に関しての名著や新刊書、写真集、そしてグッズなどをご紹介する「ボタニカルブックス&グッズ」。今回は独特のまなざしで桜を撮影する写真家・鈴木理策さんの新作写真集『SAKURA』(edition.nord)をご紹介します。  

SAKURA』とは?

美しい色彩感覚で、時間や空間を見事に切り取る写真家・鈴木理策さんの最新写真集が『SAKURA』(edition.nord)です。1995年から、作品のテーマとして桜の花とレンズを通して向き合い、多くの作品を発表してきました。ある時、奈良・吉野山を訪れ、ふとしたきっかけで迷い込んだ山に咲く桜の幻想的な空間に魅せられ、それからは毎年、桜を求めて撮影の旅を続けています。 今回収められた桜の写真は、昨年、奈良・吉野山、そして東北・弘前で撮影が行われたものです。

桜と出会って感動する心と向き合う

鈴木さんの写真の特徴は「絵」として桜の花や風景を切り取るのでなく、桜の中に自ら身を置き、桜と向き会い、その心の震えや心の揺れを写真を通して表現していること。満開の桜咲く空間に迷い込んだかのように、ピントの差違により生まれた空白が奥行きと広がりを感じさせてくれます。同時に、自然に吹く風さえもが表現され、めぐり来た春に満開の桜と向かいあう喜びが満ちています。 
11.jpg
©2016 Risaku Suzuki / Courtesy of Taka Ishii Gallery, Christophe Guye Galerie

そして、今回の作品集の最大の特徴は、散り舞いおちた水面一面に浮かぶ無数の「桜の花びら」。弘前城のお堀を埋め尽くすピンクの花びらと、枝に咲き乱れる花が、より立体的で華やかな構図でその場所ならではの桜の美しさを実感させてくれています。
13.jpg
©2016 Risaku Suzuki / Courtesy of Taka Ishii Gallery, Christophe Guye Galerie