ノエビア

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皮フや皮フ細胞が老化する仕組みはとても複雑で、多くの研究者がその解明に取り組んでいます。ノエビアは最先端の技術を有する京都大学と連携し、皮フ細胞の若さを保つ重要なたんぱく質を見出しました。 

京都大学と連携し、老化の仕組みを解明

皮フの中では細胞がさまざまなたんぱく質を産生しており、それらのたんぱく質がきちんとはたらくことで皮フの機能を正常に保っています。年齢を重ね紫外線の影響を長く受け続けると細胞の老化が進み、必要なたんぱく質を産生できなくなったり、少しの量でよいたんぱく質を産生し過ぎたりします。そのような状態が続くと皮フの老化が進んでしまいます。
老化現象解明のため、細胞の全てのたんぱく質を調べたいと考え、当時、最先端の機器を保有していた京都大学と連携し、たんぱく質を網羅的に調べるプロテオーム解析を実施しました。検出できるたんぱく質の数はこれまでの手法では数百種でしたが、最先端の技術によりその数は約3,600種となり、老化の仕組みをよりはっきりと捉えられるようになりました。

老化

画像の解像度が上がると鮮明にみえるように、検出したたんぱく質の数が増えることで、よりはっきりと老化の仕組みを捉えられる

皮フ細胞の若さを保つ「TCF25」の発見 

皮フ細胞の若さを保ち老化の進行を防ぐたんぱく質を見つけるため、約3,600種のたんぱく質がそれぞれ老化の影響をどの程度受けるのかを解析し絞り込んでいきました。

紫外線を当て老化を誘導したんぱく質の変化を確認

紫外線を当て老化を誘導したんぱく質の変化を確認

さらに、数が減ることで細胞の老化が進んでしまうたんぱく質を調べるために、人工的に特定のたんぱく質を減らす技術を使い、一つ一つ明らかにしていきました。そしてついに「TCF25」というたんぱく質が皮フ細胞の若さを保つ鍵であることを見出しました。
「TCF25」が減少すると、細胞の老化が進みコラーゲンを生み出す力が低下します。「TCF25」は細胞が老化するのを防ぎ若い状態に保っているのです。

こだわりのノエビアオリジナルエキスで「TCF25」を増やす

皮フ細胞の老化を防ぐためには「TCF25」を増やすことが大切です。「TCF25」を増やす植物を探索した結果、北海道暑寒別岳パイロットファームで有機栽培したワレモコウの根のエキスに高い効果を見出しました。北海道暑寒別岳パイロットファームのワレモコウには一般的なワレモコウより多くの機能性成分が含有されています。ワレモコウ根エキスは皮フ細胞の「TCF25」を増やし、さらにコラーゲンやエラスチンを生み出す力を向上させます。ワレモコウ根エキスには皮フ細胞の老化を防ぎ若さを保つことで、皮フを美しい状態に導く効果が期待できます。

グラフ
ワレモコウ

ワレモコウ学名:Sanguisorba officinalis
ワレモコウはバラ科ワレモコウ属の多年草で、耐寒性、耐暑性ともにすぐれた、強い生命力を持つ植物です。秋に暗い紅色の花を咲かせます。乾燥した根茎は生薬として止血や火傷、打撲などに用いられます。