ノエビア

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肌の一番表面にあり、見た目の美しさに大きな影響を及ぼす角層。肌の水分保持やバリア機能にとっても、非常に重要な役割を果たしています。角層を整えているのは、細胞と細胞の間に存在する細胞間脂質ですが、その約半分はセラミドでできています。年齢とともに減少するセラミドの生成について研究を続けてきたノエビアは、オリジナルエキスの「ムラサキバレンギクエキス」がセラミドを効率よく生み出すはたらきを高めることを見出しました。 また、最新のセラミド研究結果から、「ムラサキバレンギクエキス」がセラミドの中でも特に重要な“アシルセラミド”の生成段階にはたらきかけることを発見しました。

セラミドの前駆体を取り込む“脂質トランスポーター”を増やす

セラミドは、表皮の顆粒層にある顆粒細胞の中で作られます。顆粒細胞内には層板顆粒という袋状の構造体があり、セラミドの素となる前駆体を取り込んでセラミドを生成、分泌しています。層板顆粒の中に前駆体を取り込むためには“脂質トランスポーター”という入り口を通る必要があります。入り口が少ないと前駆体が取り込まれず、効率よくセラミドを生成することができません。

脂質トランスポーターイメージ
  • ノエビアは、「ムラサキバレンギクエキス」によって、脂質トランスポーターの産生量が増加することを見出しました。
  • 脂質トランスポーターの産生量グラフ

“アシルセラミド”の生成段階にアプローチする

セラミドは大きく分けて12種類に分類されますが、中でも肌のバリア機能や水分保持にとって重要なはたらきをするセラミドを“アシルセラミド”と呼びます。

アシルセラミドの生成段階イメージ

アシルセラミドは、油になじみやすい部分が他の種類のセラミドと比べて非常に長い構造をしています。アシルセラミドがラメラ構造を安定化させることで、高い水分保持機能を発揮するため、アシルセラミドが多い肌と比べると、少ない肌は水分保持機能が極端に低下します。

アシルセラミドイメージ
  • 最新のセラミド研究により、アシルセラミドの合成経路が全て明らかになり、ノエビアでは「ムラサキバレンギクエキス」が、その合成経路の各段階にはたらきかけることを見出しました。
  • アシルセラミド生成酵素の産生量イメージ
ムラサキバレンギクエキスイメージ
学名:Echinacea purpurea
科名:キク科
属名:ムラサキバレンギク属
北米原産の多年草で、草丈は60~100cmになり、初夏から晩秋まで赤紫色の花を咲かせます。皮膚病治療や予防、傷の回復力を高めるなど、“免疫力向上に有効なハーブ(エキナセア)”として世界中で人気です。 ノエビアでは、自社農場「北海道暑寒別岳パイロットファーム」のJAS認証圃場で有機栽培したものから、オリジナルのムラサキバレンギクエキスを抽出しています。