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あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で輝くライフスタイルを!

植物のめぐみを取り入れたライフスタイル「BOTANICAL LIFE」を、テーマ別に週替わりでご紹介します。
植物の世界からあなたに届く「美しい贈りもの」です。

2018.04.27

Botanist

Botanist25
地球、その命の輝きを伝える思い

地球に生まれ、地球が育むさまざまな命を見つめ、作品を発表するネイチャーカメラマン、高砂淳二さん。その作品の根底には「全ての命には意味がある」という思いがあります。
Waterfall-Hawaii
 
今月のボタニストは、 地球の命を撮る写真家、高砂淳二さんの花や植物に向き合う思いをご紹介します。
 

生きものを育む、命のつながり

高砂淳二さんの写真家としての出発点は、海や海の中の生きものを写すことでした。海で生まれ、海で生きる魚や植物たち。その命の輝きに魅せられ、多くの作品を世に送り出してきました。そんな高砂さんが、植物の植生豊かなハワイに魅せられ、生きものを育むのは海だけではなく、花や植物でもあると思うようになります。昆虫や鳥の命を育む森や植物。そして、陸に生えている植物で、命をつなぐ私たち人間。「全ての命はつながり、それぞれに役目がある」。そんな思いを強く抱き、高砂さんの撮影のフィールドは海から陸へと広がり、海の生物だけでなく、花や植物たちの姿も追いかけるようになったのです。
Palm tree-Hawaii
  

美しき命の島 ハワイ

高砂さんが魅せられたハワイは、緑豊かな植物や華麗な花たちが独特の進化を遂げています。「ハワイを始めとする南の島は光が強く、青空も鮮やか。それに負けない色や姿を持っている花や植物は、見るからに人の目や心を惹きつけます。そんな遠い南の島や地球のどこかで人知れず咲く花や植物たちの命の輝きを伝えたいという想いが、僕の撮影のモチベーションをより高めてくれます。それぞれの命の鼓動を撮りたいという思いから、僕は花や植物を時により近くで撮影するようにしています。人、動物、そしてプランクトンだって、植物や花だって、全て平等な命であり、その命がつながることで、支え合って存在しているのが地球。地球に生きる僕らの身体は、地球が生んだ命の恵みで生きている。つまり、僕らも地球の一部であり、花や植物とともに同じ命の輪の中に存在しているのです」。そんな思いとともに高砂さんは命の存在を感じる全てのものにカメラを向け、命と対話しながら撮影を続けています。
Plumeria-Hawaii
  
Plumeria-Hawaii-2
 
「アロハ」というハワイの言葉には、母なる地球とすべての命に対しての「愛」、「感謝」の気持ちが込められているといいます。高砂さんは大地に感謝し、植物、花への愛、アロハを忘れない心を写真に託して伝えているのです。

 
 
高砂淳二 (たかさご・じゅんじ)
自然写真家。1962年、宮城県石巻市生まれ。ダイビング専門誌の専属カメラマンを経て1989年に独立。海の中から生き物、風景まで、地球全体をフィールドに、自然全体の繋がりや人とのかかわり合いなどをテーマに撮影活動を行っている。海の環境NPO法人“OWS(Oceanic wildlife society)”理事。最新刊は「LIGHT on LIFE」(小学館)。