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あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で輝くライフスタイルを!

植物のめぐみを取り入れたライフスタイル「BOTANICAL LIFE」を、テーマ別に週替わりでご紹介します。
植物の世界からあなたに届く「美しい贈りもの」です。

2018.03.30

Botanical Journey

Botanical Journey7
可憐で黄色い春の誘惑、一面の菜の花と出会う

春の訪れとともに、景色一面を彩る菜の花。その可憐で黄色い花はさまざまな場所で、春を迎えた喜びを実感させてくれます。

今回のボタニカルジャーニーは、ちょっとお出かけしたい菜の花の名所をご紹介します。 
 

都心に広がる菜の花のじゅうたん

遠出をしないと一面の菜の花に出会えない、と思ってはいませんか?ビルに囲まれた東京の都心でも、菜の花の黄色いじゅうたんを楽しめる場所があります。江戸時代を代表する大名庭園、浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)です。寛永年間(1624~1644年)までは、将軍家の鷹狩場で、一面の芦原でした。四代将軍家綱の弟の松平綱重が初めて屋敷を建てて以来、歴代将軍によって幾度かの造園、改修工事が行われ、十一代将軍家斉のときに、ほぼ現在の姿の庭園が完成しました。3千平方メートルの敷地に咲く菜の花は、約30万本。菜の花のじゅうたんの向こうには高層ビルがいくつも望め、都会の隠れたオアシスになっています。菜の花の見頃は毎年2月後半頃からになりますが、種を撒く時期をずらすことで、4月上旬まで菜の花を楽しむことができます。黄色く輝く菜の花に囲まれると、元気をもらえますね。
浜離宮恩賜庭園
  

房総半島の菜の花畑を走る列車の旅

列車の窓の外に広がる菜の花畑を楽しめるのは、南房総を走る千葉県のローカル鉄道、「小湊鉄道」と「いすみ鉄道」です。五井駅から「小湊鉄道」に乗り、上総中野駅で「いすみ鉄道」へ乗り継いで大原駅まで、房総半島を横断できます。「小湊鉄道」では、養老渓谷駅と上総大久保駅間にある石神の花畑が特におすすめです。3月中旬から運行される「里山トロッコ列車」には、窓なし車両もあり、春のお花畑の景色を開放感たっぷりに楽しめます。
小湊鉄道 里山トロッコ列車
 

また、「いすみ鉄道」は、全線26.8kmのうち約15kmで、菜の花が楽しめます。一時は赤字が続き存続が危ぶまれていましたが、さまざまなアイデアで話題を呼び、経営危機を乗り越えました。たとえば、ムーミンと仲間たちのイラストが車両を飾るムーミン列車。まさにムーミン谷を思わせる景色の中を走るローカル列車は人気も上々です。また、地元住民によるボランティアの方々も種まきや草刈などの手入れを行い、心のこもった菜の花を咲かせています。ちなみに、「いすみ鉄道」の黄色い列車の色は、千葉県の県の花である「菜の花」をイメージして決められたもの。菜の花カラー列車の窓から見える四季の田園風景は、懐かしい日本の原風景そのものです。
 菜の花畑を走るいすみ鉄道
 
いすみ鉄道 ムーミン列車

 
房総半島を横断するローカル鉄道、「小湊鉄道」と「いすみ鉄道」。この2つの路線を利用するなら、「房総横断記念乗車券」がおすすめです。五井駅と大原駅の間で後戻りしなければ、何度でも途中下車が可能。毎年3月中旬~4月中旬にかけて沿線は菜の花で埋め尽くされ、特に桜の開花の時期は、黄色と桜色のコントラストが絶景です。途中下車して菜の花の道をゆっくり散歩するのも、贅沢な時間となりますね。