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あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で輝くライフスタイルを!

植物のめぐみを取り入れたライフスタイル「BOTANICAL LIFE」を、テーマ別に週替わりでご紹介します。
植物の世界からあなたに届く「美しい贈りもの」です。

2016.07.29

Botanical Journey

Botanical Journey2
沖縄・東南植物楽園 日本一の椰子の楽園で癒される旅

沖縄本島沖縄市に位置する東南植物楽園。広大な敷地に1300種類の植物が茂る南国ムード溢れるオアシス。見所は日本ではここだけでしか出会う事のできないダイナミックな椰子の風景です。今回のBOTANICAL JOURNEYは、様々な種類の椰子と出会える日本最大の野外型熱帯・亜熱帯植物園をご紹介します。

(東南植物楽園 ユスラヤシ並木)

南国に集まった貴重な植物たち!

沖縄・東南植物楽園は、創業から50年の歴史を持つ植物園。ここでしか見られない種類の亜熱帯・熱帯植物たちが自然な形で植栽・展示され、地元沖縄の人たちはもちろん、旅行者たちを驚かせています。例えば、アフリカやマダガスカル原産の「バオバブ」。16世紀にアフリカを旅したイタリア人の植物学者が名付け親のこの植物、丸みを帯び直立した太い柱状の幹の上に、冠のように小さな緑の葉を茂らせます。寿命も長く5000年以上生きるとも言われています。ちなみに、東南植物楽園のバオバブは40年前にマダガスカルからやって来たものですが、40年経ってもまだまだ樹としては「赤ん坊」なのだそうです。また、リュウゼツラン科の「リュウケツジュ〜竜血樹」は「竜血」という名の通り、真っ赤な樹液を持つ、古代ローマの時代から薬用や染料として重宝されてきた貴重な樹。推定で7000年生きたものがあるとの説もあり、長寿の植物としても知られています。ちなみに沖縄・東南植物楽園にある「リュウケツジュ」は推定樹齢200年だそうです。

(左: バオバブ / 右: リュウケツジュ)

そして極めつけが、豊富な種類の数々の椰子。日本国内のほとんどの植物園では熱帯の椰子類は、温室か空調管理された建物の中でしか冬を越せないため、青空の下でゆったりと風に揺られる、椰子の木本来の姿を楽しむ事ができるのはここだけ。園内では約40種類の椰子を見ることができますが、中でも大きく育った日本一の「ユスラヤシ並木」は壮観です。

椰子とはどんな植物?


すらりと伸びた幹の先端から、掌状や羽根状の葉を広げ、風に揺れてしなる姿が特徴的な椰子。一番先端部分からしか成長が起こらず、途中から枝別れすることがほとんどないことが特徴で、そのためすらりと伸びた幹を持っています。その幹はまっすぐ伸びるものと、湾曲するものがありますが、その姿は原産地に吹く風の強さや気候で決まっていったそうです。また、椰子の葉も風に耐えられるように、細く切り込みが入って強い風にも耐えられるようになっています。
 
椰子は仲間の数が多く、300属、3000種程度が、世界中の熱帯から亜熱帯を中心に分布、日本には7種が自生しています。この南国の風景に馴染んだ椰子の木ですが、風景だけではなく、同時に人々の生活に欠かせない植物として、古くから親しまれてきました。葉は籠や屋根、衣類などに使われ、果実は飲み物や食べ物、嗜好品として利用されています。また、種子からは油を取ることもでき、熱帯地域の重要な産業として根付いています。最近では椰子の実のジュースをベースにした飲みものも現れ、ミネラル、カリウムなどを多く含み、体への浸透速度の早さでスポーツ後の水分補給の飲料としても人気を集めています。
 
南国のムード、楽園の象徴ともいえる椰子の木の姿、そして椰子から届く「贈りもの」の数々。その存在は都会に住む私たちの普段の生活にも欠かすことのできないものになっています。東南植物楽園はそんな椰子たちの世界に直接触れ、ゆったりとした癒しの時間を過ごすことができる場所です。

植物園は雨の日もおすすめスポット!


さて、せっかくの貴重なお休みで実現した南国でのバケーション、毎日を太陽の下で過ごせれば最高ですが、自然の空に雨はつきものです。特に沖縄は梅雨時以外でもスコールなど意外に雨が多い事でも知られています。そんな時にがっかりせずに足を運んでいただきたいのが、この東南植物楽園です。雨は植物についた汚れを洗い流し、緑の輝きも増し、花々についた水滴はまるで真珠のようにきらめきます。植物への天のめぐみの雨。その雨で生命力を取り戻す植物たち。水を得た植物の香りや輝きは、同時に私たちの旅の気分や時間も輝かせてくれます。
 
東南植物楽園は周りが成長した椰子に覆われて建物は見えないため、ハワイやバリのような異国情緒あふれる景色にたくさん出会うことができます。そんな環境の中、朝昼夕、そして夜、太陽の位置や吹く風、そして雨によってさえも椰子や植物たちの表情は、まるで生きているように移り変わり、訪問者を楽しませてくれるのです。
 
沖縄「東南植物楽園」
http://www.southeast-botanical.jp/